新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、スペシャルオリンピックス日本・徳島をご支援いただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いします。
「あっちこっちでスペシャルオリンピックス」特定非営利活動法人 スペシャルオリンピックス日本・徳島
会長 三谷郁彦
「スペシャルオリンピックスとは、知的発達障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。スペシャルオリンピックスでは、これらのスポーツ活動に参加する知的発達障害のある人たちをアスリートと呼んでいます」と皆様に説明し続けて、徳島の活動も14年目を迎えます。これもひとえに皆様のご理解とご協力の賜物と深く感謝いたします。ありがとうございます。
昨年は定常的なスポーツプログラム活動はもちろん、夏には恒例の阿波踊り、11月には大阪で「なにわに集え 挑戦者! 夢と勇気をもって!」をスローガンに「第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪」が開催され、徳島から選手11名、コーチ6名の選手団18名で参加をし、それぞれがベストを尽くし好成績を収めることが出来ました。徳島県福祉基金助成事業としては、ユニバーサルとくしまスポーツフェスティバルを徳島県立障害者交流プラザ体育館で開催し、障害があるなし、年齢、性別、国籍に関わらず一緒にスポーツを楽しみ、理解を深め合いました。
また、12月には、第10回全国障害者芸術・文化祭とくしま大会が開催にあたり、オープニングでは阿波踊り、ステージプログラムでは、「ひとりひとりがオンリーワン〜インクルージョンファッションショー〜」を主管し、自分らしさを表現する楽しさ、喜びを、舞台の上で生き生きと感じ、障害のある人もない人も、みんなひとりひとりが、かけがえのないオンリーワンであるということを実感することが出来ました。
さて、今年の目標として、県下全域のあっちこっちでスペシャルオリンピックス活動が繰り広げられるように広報・啓発活動に重点を置き、各種団体、個人の方対象に、説明会を開催し一歩一歩でも新しいスポーツプログラムが始まるよう歩んでまいります。
この徳島でアスリートたちが自らの能力をより一層発揮できるチャンスと、それを活かせる場を、スポーツを通して継続的に提供し、全ての人々が共に生きる社会の実現に向って頑張っていきたいと心に誓いました。
皆様には充実した活動が出来ますようご協力、ご支援を引き続きよろしくお願いします。
■■2011年度基本方針■■
- 設立当初の初心のこころを大切に、基本に忠実な活動にします。
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アスリート、ボランティアが参加しやすい良質のプログラムを提供します。
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活動を行なうために必要な資金を持続的に得る体制・アプローチを確立します。
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各種関係団体との連携を図り、より充実、信頼される活動を目指します。
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誰もが安心して活動できる危機管理体制を構築します。
スペシャルオリンピックス活動が、あなたの参加によってますます楽しくなることを期待しています。
2011年1月1日